スタッフ紹介
院長 久保田 貞好
2000年金沢大学医学部医学科卒業ならび医師免許取得
慶應義塾大学病院小児科研修医、公立能登総合病院精神科、財団法人日向台病院精神科、さきお英子子ども心のクリニック、東京都女性相談センター、こころとからだ光の花クリニックを経て、現職
慈愛寮(周産期に特化した婦人保護施設)嘱託医
聖友乳児院嘱託医
東京サレジオ学園(児童養護施設)嘱託医
さいたま市保健所 お母さんの心の相談担当医
このほかに産業医、ならびに企業のウェルネスセンター精神科顧問医としても活動中
医師・公認心理師 川﨑 英悟 (水曜日→4月から隔週水曜日(基本第1、第3週))
2012年杏林大学医学部医学科卒業ならびに医師免許取得
甲府共立病院初期研修修了
医療法人財団みくるべ病院、いおうじ応急クリニック、こころとからだ光の花クリニック勤務を経て、現職
東京サレジオ学園(児童養護施設)嘱託医
(ごあいさつ)
公認心理師、医師の川﨑英悟と申します。
元々アルコールや薬物依存症の診療診療に従事していましたが、依存症の方の中には虐待やいじめといった、逃げ場のない環境で理不尽な逆境体験に長期間さらされた後遺症があったり、その後遺症を相談しても誰からも過去の体験のつらさを尊重してもらえなかったり、そうして複雑に積み重なった心の痛みを紛らわすための手段として、飲酒や違法薬物に頼らざるを得ない方がたくさんいました。
複雑に積み重なった心の痛みに対しては、必ずしも有効な内服薬がなく、短い精神科外来の時間ではできることも限られています。
私の診療の中では種々の心理療法、Body Connect Therapy(ボディコネクトセラピー) や、ホログラフィートーク、TFT(Thought Field Therapy(思考場療法))、Brainsppoting (ブレインスポッティング)といった手法を用いて、日常生活でのセルフケアから穏やかに生きるためのリソースの獲得、トラウマの処理などを、ひとりひとりのニーズに合わせて提供させていただきます。
特に社会的に理解を得ることが難しく、痛みを軽視されやすい、男性の性被害やDV被害、冤罪、いじめ被害、教育虐待を受けてきた方のご相談にも応じることができます。
−Body Connect Therapy (ボディコネクトセラピー)について−
トラウマは情報とエネルギーとして、脳だけでなく身体にも残されています。Body Connect Therapy(以下BCT)は、身体からトラウマに働きかける心理療法です。
これを読んでいる方にも、トラウマを想起させる場面に遭遇したり、不意に思い出したりすると、体がすくむ感覚や、冷めていく感覚、逆に熱く湧き立つような感覚を覚えたりした経験のある方がいるかもしれません。
そうした身体感覚に注意を向けることで脳と体を繋ぎ、トラウマのエネルギーをペンデュレーション、タッピング、眼球運動、アファーメーション、タッチセラピーなどを用いて体から解放していくものです。
特徴としては、一つ一つのトラウマ記憶にかかる時間が圧倒的に短いこと、活性化が出づらく解離も起こしづらいため、安全性が高いことがあります。