7月7日 心理セラピスト 身体構造を学ぶべし講座〜基礎編〜 に参加しました!
クリニックのすぐ近所にある東京トラウマ・発達ケアセンター(TTDCC)で主催された
心理セラピスト 身体構造を学ぶべし講座〜基礎編〜に参加しました。
この講座のすごかったところは、限られた講義時間でたくさん実習が行えるようにと、講師の田畑雄吉先生とTTDCCの秋元翔一先生で練りに練ってくださった事前学習動画をまず提供してくださったところです。
それを見るだけでも、身体をタッチする際に配慮すると良い点について知ることができました。
それで実習をとても楽しみに当日を迎えたのですが、先生にまずお会いしてとてもユニークで面白い方でした。
作業療法士といえば、精神科デイケアでさまざまなプログラムをやっているイメージだったのですが、身体のことに詳しい方もいることに驚き、どうやってそれを学ばれたのか尋ねたところ、全国各地にいるいわゆる”ゴッドハンド”と呼ばれる療法士の方のところに教わりに行っていたそうで、そのフットワークの軽さが素敵だなと思いました。
身体にタッチをする際にとても重要なのは2点あり、そのうちの1つはセラピスト自身の身体を整えることです。
実習ではその整え方を教わりました。
これが私にとっては一番大きな気づきになりました。
整えるように意識した時と、そうでない時では、相手の身体の反応がこんなにも変わるものか!と驚きました。
前日受けた整体ではここ1、2年で一番いい状態だと言われたにも関わらず、先生には私の背中がガチガチ過ぎると驚かれ、胸郭をすっと持ち上げられて、あるべき位置を示された時に、これが保てないから姿勢が崩れてしまうのかと納得できました。
ストレッチポールの上に乗って背中を伸ばすことだけでなく、高級メロンになりましょうと言って、バスタオルを3〜4枚を使って、全身の力を委ねる体験をさせてもらったのはとても感動的でした。
秋元先生、佐久間先生の臨床経験もお聞かせいただくこともできました。
引き出しのたくさんある先生方にまた教わる機会があるのを楽しみにしています。
講座の準備サポートをしてくださった秋元先生、佐久間先生、どうもありがとうございました。