防衛を愛する
ボディナミックインターナショナルの本部はデンマークにあり、なかなか現地のトレーニングに参加することは叶いませんが、コロナ禍のおかげで年に2、3回オンラインでのワークショップが開催されるようになりました。
今年は、4月21日〜23日に、Change vs Evolvement (変化 vs 進化) というワークショップに参加しました。
内容については、もう一度講座を見直さないと、噛み砕いての説明ができませんが、印象に残ったことをご紹介したいと思います。
講義の中で、講師のディータ・マーカーが
「(創始者である)リズベス・マーカーが
”You can only change when you learn to love your defenses.”
(自分自身の防衛を愛することができるようになったときのみ、あなたは変わることができる)
とよく話していたが、その意味がより深く分かるようになった」と話していました。
それを聞いて、私もそうかも、と思いました。
以前は、自分の行っている心理的な防衛について、振り返ったり、同僚や勉強会の仲間から指摘されたりすることがとても恥ずかしかったですし、早くその防衛をしないで済む自分になりたいと思っていました。
でも、最近、そもそもその防衛は、やっぱり防衛にしか過ぎなくて、”私そのもの”ではない、いう感覚が生まれてきて、それに深い安心を感じられるようになってきました。
これは、「自由へのエニアグラム:イーライ・ジャクソンベア著」についてのレクチャーを訳者の岡田歩さんから受けて、体験することができた感覚です。
防衛について知ることで落ち込むのではなく、深い安心を体験できる人が増えていったらいいなと思います。
防衛を愛するという姿勢を持てたら、ボディナミックも、イーライのエニアグラムと同様に、真の幸せに目覚めていくツールになりうると思いました。
ワークショップで学んだことについては、またおいおいシェアしていくつもりです。