11の自我機能
ボディナミックでは、心的な機能を自我機能(Ego Function)と呼び、11のカテゴリーに分けています。
1つ1つの筋肉がそれぞれ心理的な機能を持ち、1つかそれ以上の自我機能と関連があります。
1. つながり(Connectedness)
絆の感覚
ハートをオープンにすること
サポートを受けること、サポートを感じること
2.ポジショニング(Positioning)
人生に対する姿勢
自分の足で立つこと
価値や規範に対する姿勢
オリエンティング
3.センタリング(Centering)
自分の内側から満たすこと
異なる役割を果たすときも自分自身でいること
自己価値の感覚
4.境界線(Boundary)
パーソナルスペース
社会的な接触の際にスペースを確保すること
5.グラウンディング&現実検討(Grounding &Reality Testing)
地に足をつけて立つこと
大地に根ざした感覚
現実とスピリチュアリティの関係性
6.エネルギーマネージメント(Energy Management)
エネルギーを蓄える/放出すること
情動のマネージメント
ストレスのマネージメント
官能性のマネージメント
7.ソーシャルバランス(Social Balances)
自分のニード/感情/欲望と他者の期待とのバランス
引き寄せるか手放すかのバランス
オープンさとファサードのバランス
自分自身でいることとグループの一員でいることのバランス
8.コグニティブスキル(Cognitive Skills)
コグニティブな把握
理解すること
現実を把握すること
理解したことを他の場面で応用すること
熟考すること
9.自己表現&自己主張(Self-Expression&Self-Assertion)
自己主張
役割の中で自分を主張すること
前に進む感覚
10.対人関係のパターン(Patterns of Interpersonal skills)
手をのばすこと
ひきよせること
握りしめること
おしやること
手放すこと
自分の中心から与え、受け取ること
11ジェンダー&ジェンダースキル(Gender &Gender Skills)
ジェンダーについての気づき
ジェンダーを経験すること
ジェンダーの役割と体験すること
官能性とセクシュアリティを抱える/表現すること
先の7つの発達段階のうち、どの年代の、どの自我機能を育てていくとリソースが増えていくのかを推測しながらお話を伺っていきます。
そして、その年代、自我機能に関連する筋肉を動かし、新しい気づきを獲得することによってリソースが増えていきます。